組織概要
・「千葉大学環境ISO学生委員会」とは?
千葉大学環境ISO学生委員会は、本学における環境マネジメントシステムの構築と運用において、 環境方針に掲げられた学生の主体的な参加を促進するために、2003年10月に設立されました。 当初、西千葉キャンパスにおいて40名の学生によって動き始めた学生委員会は、 主要3キャンパスに各地区学生委員会が設立された現在、 10学部から約200名の学生(2019年7月時点)が参加するまでになっています。
学生委員会の主な役割としては、環境マネジメントマニュアルや環境目的・ 環境目標・実施計画の原案作成、監視測定及び内部環境監査の実施、 外部機関による認証審査への立ち会いなど、環境マネジメントシステムの主立った部分への 参加があります。更に、各種環境保全活動の実施やイベント・セミナーの開催や環境報告書の原案作成に 至るまで多様な活動を日常的に行っています。
千葉大学環境ISO学生員会
http://chiba-u-siso.xrea.jp/chibasiso/
・「特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会」とは?
学生委員会は活動の幅を学外に広げ、 千葉大学の環境マネジメントシステムを運用して得た知識・技量の還元、 そして学生の実務経験の場を拡大するために、2009年4月にNPO法人格を取得しました。 法人化によって大学組織の枠組みを超えた活動が可能になり、 企業や地域社会との交流に積極的に踏み出せるようになりました。 また、理事長以下すべての役員が学生で構成されているNPO法人は珍しく、 NPO法人としての業務(事務・法務・会計等)もすべて学生が行っています。 活動は主に以下の5つを中心に行っています。
・ 植樹・里山事業
当法人では企業と連携して植樹・里山活動を行っています。 植樹・里山活動とは荒れた山林を整備して、人々が楽しく活動できる場所に作り変える活動です。 現在は2カ所の山で活動を行っています。
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"K" LINEの森プロジェクト
2012年から川崎汽船株式と里山協定を結び、千葉県成田市の“K”LINEの森にて半年に1度里山活動を行なっています。 また、活動の後半では里山や自然に関するワークショップを学生が行なっています。
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高尾100年の森プロジェクト
2016年度から公益財団法人環境生活文化機構が主催し、 佐川急便株式会社が共催する「高尾100年の森プロジェクト」にも参加しています。 月に1度の頻度で東京都八王子市の高尾100年の森にて里山活動を行っています。
・環境活動推進事業
環境活動推進事業は、千葉大学のEMSを主体的に運用してきたノウハウを活かし、環境報告書の第3者意見執筆といった環境活動提言などを行っています。また、環境関連のイベントで、EMSに取り組む大学や企業などの他団体と交流し、情報交換を行うことで、千葉大学環境ISO学生委員会の地名度を上げ、連携を取りやすくすることを目指しています。 また、更なる事業進歩のため、助成金申請等も行っています。
主な参加イベント:エコライフフェア、エコメッセ、エコプロ 等、環境に関するイベント
・エコ教室
当法人では、関東地方の小学校・学童クラブを対象に、環境をテーマとした出張授業を行っています。 近年、環境問題が深刻化する中環境保護への意識は高まっており、環境に配慮した消費生活が求められています。 当法人が行うエコ教室では、オリジナルの教材である「お買い物診断」を使用しながら 普段の自分の買い物を振り返り、「環境に配慮した消費生活」について考えていきます。 商品を選ぶ基準は価格・品質・デザイン・利便性等様々ですが、その中に「環境」という視点があることを伝え、 「環境に配慮した商品を選択できる消費者」の育成を目指しています。
2008年からの総受講者は千葉県内の小学校を中心に1000名を超えています。
・コンサルティング事業
当法人では京葉銀行が紹介する県内企業に対し、環境省の策定したEMSのガイドライン「エコアクション21 」の認証取得のためのコンサルティングを行っています。 必要資料の作成や会社訪問による説明を行い企業のエコアクション21取得をサポートしています。
・第三者意見執筆事業
当法人では環境ISO学生委員会として千葉大学のEMS(環境マネジメントシステム)を 主体的に運用してきたノウハウを活かし、 企業の発行する環境報告書に対する第三者意見の執筆を行っています。 近年は量子科学技術研究開発機構が発行する「QST環境報告書」に対して毎年第三者意見の執筆を行っています。
・団体概要
名称 | 特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会 |
設立年度 | 千葉県認証取得2009年4月1日 |
団体所在地 | 千葉県千葉市稲毛区弥生町1番33号 千葉大学学際研究棟1階 |
理事長 | 中島朋幸 |
事務局長 | 大平詩織 |
(任期2024年10月まで)
会員数 約300名(2023年9月時点)
・公開資料
当法人の定款・報告書等をこちらに掲載します。
特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会定款|(開けない場合はこちら)
2018年度事業報告書|(開けない場合はこちら)
2017年度財務諸表|(開けない場合はこちら)
2017年度事業報告書|(開けない場合はこちら)
これまでの受賞実績(〜2019年度)
特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会での活動も含めて評価された受賞実績は以下のとおりです。 「第25回地球環境大賞 文部科学大臣賞」は本法人が主体となって受賞しました。 その他の受賞は千葉大学内の組織である環境ISO学生委員会の実績ですが、 本法人の活動も含めての評価をいただいたものになります。
受賞・表彰名称 プレスリリースURL |
賞の主催 | 受賞対象 |
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2019年度 | ||
ASCN2019年次大会 Best Student Activity Award https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000352.000015177.html |
ASCN(Asian Sustainable Campus Network) | 環境ISO学生委員会 |
International Green Gown Awards 2019 Sutudent Engagement 部門 奨励賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000357.000015177.html |
EAUC(The Environmental Association for Universities and Colleges) | 環境ISO学生委員会 |
2017年度 | ||
Sustainable Campus Exacellence Awards 2017 Student Leadership 部門 https://rief-jp.org/ct12/70976 |
ISCN(The International Sustainable Campus) | 環境ISO学生委員会 |
第3回サステイナブルキャンパス賞 学生活動・地域連携部門 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000015177.html |
サステイナブルキャンパス推進協議会 | 環境ISO学生委員会 |
平成29年度 地球温暖化防止活動環境大臣表彰
対策活動実践・普及部門 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000015177.html |
環境省 | 環境ISO学生委員会 |
低酸素杯2018 優良賞 |
低酸素杯実行委員会 | 環境ISO学生委員会 |
第35回 千葉市教育・文化・スポーツ等功労者褒賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000015177.html |
千葉市 | 環境ISO学生委員会 |
2015年度 | ||
第25回 地球環境大賞 文部科学大臣賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000015177.html |
フジサンケイグループ | 特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会 |
低炭素杯2016 ユニ・チャーム最優秀賞 |
低酸素杯実行委員会 | 環境ISO学生委員会 |
お問い合わせ先
団体正式名称 | 特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会 |
連絡先 | ・特定非営利活動法人千葉大学環境ISO学生委員会(NPO)へのご連絡はこちら→isonpo.chiba.univ★gmail.com
・千葉大学環境ISO学生委員会についてのご連絡はこちら→iso-student★chiba-u.jp ★を@に変更してください。 |
住所 | 〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学学際研究棟1階 |
アクセス JR西千葉駅より徒歩10分 京成みどり台駅より徒歩10分 |